お知らせ
【連載】檀家信徒の皆様へ近況報告と法話 第78回
2026.05.01
春らしい日が増えて参りました。
今年は暑い日も急激に増えて続く、という感じでもなく比較的穏やかな4月のような気がします。
5月に入ってどうなるかはわかりませんが、半袖でちょうどいいくらいの日が続いて欲しいものです。
恒例の施餓鬼が本年は日曜開催、既にご出席の反応も数多くいただいておりますので、できるだけ快適な日にお勤めしたいですね。
当山の施餓鬼は本堂の構造や塔婆の配置の都合上窓や戸を開け放って行うため、どうしてもエアコンでうまいバランスにできないという弱みがあります。
更に、ここ数年の5月17日はあまり天気が良くない印象で、風が異様に強かったりといった日もあり、私が雨男ではと疑うようなことも。
14時に気温24℃程度で快晴というのが理想ではありますが、こればかりはどうにもなりません。
法要前の講話についても先日打ち合わせをしており、有意義かつ楽しいお話になるかと思います。
ぜひ、多くの皆様にご出席いただき、盛大にお勤めしたいと考えております。
出席状況等については当サイトにてお知らせしていく予定ですので、様子を見ていただいても構いません、ぜひご参加ください。
そんな施餓鬼前の法話です。
上記でここ数年の5月17日は天気が悪い印象といいましたが、改めて過去の様子を調べてみました。
2020~2024年の天気(公式ではないですが下とほぼ一致で見やすいので参考)
見てみると、いうほど毎年毎年大荒れというわけではありません。
特に5年で見ると2023年は異様に暑かったりと、一時的な崩れはあったとしても基本的には良い天気といえるでしょう。
確かに昨年は生憎の天気、だったのはしっかり記憶しているのですが、その前2年のことをすっかり忘れているのを見ると記憶のあいまいさを感じます。
荒天というのも、確かに以前強風のため窓がガタガタいっていた記憶はありますし、窓枠に雑な貼り付け方をしていた寄付の記録が飛ばされたりしたことはあります。
また、前日も別の施餓鬼に随喜しているのですが、セットが雨模様な日もありました。
その際に傘を持っていくと少し面倒なので、その印象も影響しているかもしれません。
いずれにしろ、強い印象の出来事で間違った先入観を持っているのは間違いないようです。
5割もないことを「常にそうであった」のように思っているわけですから。
さて、こうした先入観、仏教ではあまり良いものとされていません。
何度か出している「八正道」、悟りに至る為の正しい道なわけですが、そのうちのトップに出てくる「正見」、すなわち「物事を正しく見る」の妨げとなるというのは当然でしょう。
自分本位の見方や一方に偏った見方、これらを捨てて物事を見なければなりません。
天気の印象程度であれば多少偏ったところでさほど悪影響はないかもしれませんが、偏見や先入観が自身の選択肢や可能性を大幅に狭めてしまうこともあります。
過去の経験や考え方といいのは人生に於いて大きな指針になり得ることも事実ですが、何かに対峙した際、一度はフラットな視点で物事を見て・考えることも重要です。
それが新たな気付きになり、道が拓けることもあるでしょう。
今回は防災をテーマにしたお話もあります。
打ち合わせの時点で数多くの気づきがあり、非常に良い話になると感じております。
法要前に色々とパターンを変えているのも何かと固定的にならないようにという面もあります、よろしければ本年フラットな気持ちで参加してみてください。
