お知らせ
【連載】檀家信徒の皆様へ近況報告と法話 第77回
2026.04.01
例によって記事を作成しているのは年度末ですが公開は新年度、中には環境が大きく変わる方もいらっしゃるかと思います。
私も色々と準備や月末締めの作業があるもので、少々慌ただしく過ごしております。
さて、先の彼岸にはここ数年よりかなりお参りが多くなりました。
他の寺院の方にも聞いたら多かったとのこと。
もしかすると燃料をはじめとした高騰で外出控えかも、のような話もありましたが、多くの方にお会いできるのは嬉しいことです。
一方で、体調不良等でご送金のみいただいた方もおられました、高齢化も一層顕著に感じます。
しかし、御子息や御息女が車で連れてきてくれるという、世代交代的な動きも目立っております。
ぜひ皆様で連休の外出がてら、交通安全を願いつつ祖先への感謝を込めてお参りいただければと思います。
次の大きな行事は5月の施餓鬼です。
概ね2月に1回大きな法要がありますが、その谷間の4月にも何度かお話している「灌仏会(花祭り)」がありますね。
いい加減しつこいかもしれませんが、お釈迦様の誕生日です。
8日にお参りいただいている方もおられますが、その際には本堂へ上がっていただき誕生仏に甘茶をかけてお参りをお勧めしています。
甘茶をかける理由は、お釈迦様が生まれた際に天の龍が甘露水、天上界の飲み水である甘く清らかな水を降らせたという伝承に由来します。
他にも、特に仏教系の幼稚園などに通っていた方は色々詳細をご存じだったりするのですが、お釈迦様の母である摩耶夫人が懐胎した時には右脇からゾウが体内に入ってきた夢を見たといわれます。
なぜゾウなのかというと、古代インドで神聖な動物とされていたためです
このように行為や伝承については色々な意味があることも多いです。
国が違えば文化や価値観も異なってくるので、我々には理解しがたいことなどもあると思います。
近年は法要の前に少し時間をとってお話をさせていただいておりますが、その影響かご質問いただくことも多くなって参りました。
こうした背景を知っていただくのも非常に有意義なことであると思いますし、私としてもそれがコミュニケーションの一環になればとも考えています。
ぜひ、法要や行事のご不明点はお気軽に聞いてみてください、そうすれば回忌法要等についての心持ちも良い方向で変わってくるかもしれませんね。
