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なぜお彼岸にはぼたもちやおはぎをお供えするのか?

2019.09.19

まず、春彼岸ではぼたもち、秋彼岸ではおはぎと呼ばれています。

由来としては、春の場合は小豆の粒を春に咲く牡丹の花にたとえてぼたもちと言うようになったといわれます。

一方、秋の場合は、秋の七草でもある萩の花が小豆の粒に似ていることから萩餅、これが転じておはぎとなったといわれます。

これらをお供えする理由は、餅には「五穀豊穣」、小豆には「魔除け」の意味を込めて先祖にお供えするようになったためといわれます。

地方によってはこしあんがぼたもち、粒あんがおはぎなどの区別をつけるところはあるそうですが、和菓子店で買うもので問題ないと思われます。

なお、当山ではお施餓鬼の大福でおなじみの松島屋さんでも取り扱いがあります。ご興味あれば並んでみてはいかがでしょうか。