浄土宗 槃舟山易往院願生寺

願生寺の嫁ブログ 

おみくじ2020

2020.01.15

そう言えば、去年増上寺で引いたおみくじ当たってたなといきなり思い出し、1月4日に家族で増上寺に行って来ました。

去年は何吉だったかは忘れましたが、「なかなか運気はよくならず、特に前半は苦しいことが多い」みたいなことが書いてありました。

以前ブログにも書きましたが、去年、平成の終わりの1月から3月、毎月とんでもないことが起こりました。

おみくじの「前半は苦しいことが多い」って、まさにその通り、当たってた!と思い、今年1年の運気を占うためにも、増上寺に行って御本尊様に手を合わせた後、おみくじを引きました。

今年は小吉でした。

「運気容易に開けず口舌多し 急がず時の到るを待ちて事を行え」

とのことです。

願事も失物も旅行も学問も相場も、全てあまり良いことは書いていませんでした。

新年早々前向きに生きる気力をやや失ってしまいました。。そして蘇る去年の悪夢。。

去年起こったことは全て自業自得とは言え今年もまたとんでもないことが起こってしまうんだろうかと思い、恐怖すら感じ軽く目眩を起こしそうになってしまいました。

しかし、ここでこのおみくじを結んで帰っては去年と全く同じです。

おみくじって結局、「こうなるよ」ってことではなく、「こうなるから気を付けてね」と注意喚起しているのではないかと思います。

去年の私は耳が痛い言葉に耳を傾けようともせず、あまり良いことが書いてないおみくじを増上寺に結んで帰りました。

そしてその後、取り返しのつかないことをしてしまいました。

痛い目を見ないと気付くことができなかったことが情けないですが、痛い目を見てやっと、耳が痛い言葉にも耳を傾けようと思うようになりました。

おみくじには「運気容易に開けず…」と書いてありましたが、後半部分に重要なことが書いてあるのです。

「脇目をふらず正直に働いて信心怠りなけらば自ずから幸福が訪れます」と。

毎年毎年新年に目標を立てても1年が終わる頃には目標を立てたことすらすっかり忘れているので、今年は目標なんて立てていませんでしたが、おみくじを引いた途端に、今年は細心の注意を払い、脇目をふらず正直に働き信心怠らず生きていこうと心に誓いました。

と、新年早々たかがおみくじで一喜一憂して今年の目標まで立ててしまいましたが、皆さんはおみくじ引かれましたか?

ちなみに私の知り合いは、「小学生の時おみくじ引いたらろくでもない内容でそれ以来おみくじ引いてない」と言ってました。その知り合い、私と同じくらいの年齢なので、もう20年以上おみくじ引いてないことになります。

私はこの知り合いのブレないところがほんの少し、羨ましいなと思いました。