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【連載】檀家信徒の皆様へ近況報告と法話 第32回

2022.06.01

梅雨に入る前に1年でもっとも忙しい時期が終了しました。

とはいっても、すぐにお盆の準備にかかるので、宛名書きなどを行う必要はあるのですが。

本年の施餓鬼は法要を一座のみにしたり、多少の状況改善が見られたために、ここ2年より多くの方とお勤めができました。

中には2年ぶりにお会いできた方もいて、変わらない様子を見ることができ嬉しく思いました。

本来はじっくりお話したいところでしたが、間を詰めての法要等のため失礼いたしました。

何かと縮小・簡略としていましたが、施餓鬼壇を出したりと、可能な範囲でこれまで通りの法要に近づけてみました。

来年は通常通りにできることを祈るばかりです。

今年は妙に疲弊し、夫婦ともどもなかなか現状に戻れませんでした、体力・精神力ともにもう少し鍛える必要がありますね。

そんな風に慌ただしくひと月が過ぎたのですが、5月は納税や浄土宗への課金の月でもあります。

大学の同期によく「お前は税金を払っていないだろ」などといじられたものですが、法人税や固定資産税は当然のこと、所得税等もちゃんと納めています。

それと同じ時期に宗課金、たとえるならフランチャイズ料ですが、それの請求も毎年来ます。

これまでは施餓鬼の御布施なども基本的にはそちらに流れていたのですが、多くの志とともに法要を行ったのにそれもどうかと思うため、別のことができないか考えております。

本堂や客間には御寄付いただき名の入った仏具や椅子などがありますが、それのように「○○年施餓鬼志主一同」のようなパターンで形に残せないかというのが現状の案です。

あまり大規模なものではなく椅子数脚にプレートを入れるような形になるかもしれませんが、皆様で作っているお寺ということを再確認できるようなものにしたく思っております。

どういう方向になるかはまだわかりませんが、決まりましたらまたお知らせさせていただく予定です。

 

そんな施餓鬼後の法話です。

篤信の檀家の方より昨年・本年とご寄付をいただき、本堂に反映させていただきました。

本来は施餓鬼で皆様に紹介したかったのですが、物流や資源不足の問題がこんなところにも出ており、新盆に間に合うかどうかという感じです。

とりあえず、現在最終的な詰めに入っていますので、詳細は秋の寺報などでお知らせいたします。

このような御寄付含め、お寺にお納めいただくことを「布施」といいます。

このような字が用いられるのは「ぼろ布を施すように、執着の心を持たずに行うため」といいます。

それを知ってか知らずか、かつてははぎれを素敵なパッチワークにしてお納めいただいた方もいました。

それはさておき、「名利(みょうり)の布施」という言葉もあり、これは見返りを期待して行う施し行為です。

私が上記のような名入れにしてしまうとそちらに該当してしまうのではという懸念があるかもしれませんが、それはこちらが感謝の気持ちとして行うことなので心配はありません。

そのような清い気持ちでお納めいただいたものについては、しっかりと役に立つ形にしたいと思っております。

たとえば、椅子にすれば、それまで座布団席で立つのに苦労していた方にとっては有難く感じることでしょう。

そうした感謝の気持ちは巡り巡っておそらく自分に帰ってきます、いわゆる「縁」ですね。

基本的にお寺は檀信徒の皆様の志で成り立っているので、名利など思わずとも自然と誰かの役に立つものになります。

私もそうできるよう心掛けておりますので、速やかに志主様の功徳になってもらいたいところです。

御布施に限らず、善い行いはぜひ執着や名利の心なしに施していただければと思います。

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